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腹腔鏡手術

腹腔鏡手術

腹腔鏡下修復手術[腹壁瘢痕ヘルニア]

腹壁瘢痕ヘルニアは、
お腹の手術を受けた後がヘルニア(脱腸)になり、腸が飛び出す病気です。

腹腔鏡下修復手術は、癒着しにくいメッシュを使った体に優しい手術。
従来の開腹手術でなく、腹腔鏡を使用した体に負担の少ない手術が最近考案され、癒着の少ないコンポジックスメッシュを使用します。

腹腔鏡下胆嚢摘出術

おなかの臍の下に小さな穴をあけ、そこよりカメラを挿入し胆のうを鉗子で摘出する手術です。
従来のおなかを10cm位切開する手術に比べて、傷が小さいので痛みが少なく、回復も早い手術で、現在では胆石症の手術の標準術式となっています。早い方では数日で退院できます。ただし、腹腔鏡下胆嚢摘出術を開始しても、以下の理由で途中から開腹胆嚢摘出術に移行する場合があります。

  • 胆嚢の壁が炎症により肥厚している
  • 胆嚢と周囲臓器との癒着が強い
  • 総胆管にも結石が認められ、摘出が困難
  • 麻酔も局所麻酔で可能である
  • 術中に出血、胆管損傷・腸管損傷が発生し、対処が困難
  •  (頻度はまれです)

腹腔鏡下虫垂切除術

虫垂炎に対しても臍の下に小さな穴をあけ、空気でふくらまし虫垂を切除する方法で体に優しい低侵襲手術です。従来の方法ですと5cmの切開をしなければならないのですが、これは1cmと5mmの穴を2か所開けて出来るので痛みが少なく低侵襲です。

腹腔鏡下大腸切除術

大腸がんや憩室症などに対して、胆のうの手術と同様におなかに小さな穴をあけ空気を入れて、ほかに数か所小さな穴をあけて、大腸を切除する術式です。
従来の手術に比べて、回復が早く痛みも軽度で患者さんの体に優しい低侵襲手術です。

腹腔鏡下直腸脱手術

直腸脱に対しても腹腔鏡手術を行っています。小さな穴を4か所開けて直腸を吊り上げて固定します。再発率が極めて低く、痛みも軽く体に優しい手術です。重症の直腸脱に対して適応があります。